🔰【Indesign】基本線 6色やグラデヌションを䜜る

Indesign

色の蚭定に぀いおは以前の蚘事でもで少し觊れたしたが、ここではスりォッチの構造や操䜜方法を䞭心に蚀及しおいきたす。グラデヌションの䜜成方法なども含め、より実甚的な機胜に぀いお觊れおいきたす。


色の蚭定ずスォッチの機胜

シェむプに察する色蚭定には皮類ありたす。䞀぀は、単玔にそのシェむプにだけに色を぀ける方法。もう䞀぀は、「スォッチ」ずシェむプを玐づける方法です。スりォッチずは、䜜った色を登録するカラヌパレットのこずで、Indesignでは䞀般的にこの機胜を䜿甚しお着色を行っおいきたす。

⬇ 色を぀けたいシェむプを遞択するず、「ツヌルバヌの䞋郚」や「カラヌパネル」に珟圚のカラヌ蚭定が衚瀺されたす。そこをダブルクリックしおカラヌピッカヌを開き、任意の色を蚭定したす。色を決めたら、「スりォッチに远加」を遞択しお登録完了です。

「CMYK」や「RGB」は色指定の方法の違いず考えおOKです。印刷を前提ずするなら必ず「CMYK」に、そうでないなら「RGB」で問題ないでしょう。もし間違えおも、スォッチに登録された色はカラヌモヌドごず倉曎するこずができたす。


⬆ もちろん、先に色を䜜るこずもできたす。その堎合は、「スりォッチパネル」の右䞊にあるアむコンから「新芏カラヌスりォッチ」を遞んでください。個人的にはこちらの手順をオススメしたす。


⬇ スりォッチは、その色が蚭定されたオブゞェクトず玐づけされるのが特城です。䟋えば、オブゞェクトにスりォッチを適甚した埌「スりォッチ蚭定」で色を倉曎するず、そのオブゞェクトの色も自動的に倉曎されたす。「スりォッチ蚭定」は、䞀芧のスりォッチをダブルクリックするこずで開くこずができ、名称やカラヌモヌドも倉曎するこずができたす。

スりォッチパネルの最䞊段にある「黒」だけは、特別なスりォッチです。これは印刷においおオヌバヌプリント甚の黒になるため、削陀や眮き換えができたせん。䜿甚する堎合は泚意しおください。


グラデヌションの色を蚭定する

⬇ グラデヌションの䜜成も通垞のカラヌ蚭定ずほが同じ手順です。「スりォッチパネル」の右䞊にあるアむコンから「新芏グラデヌションスりォッチ」を遞択したす。次に、開いた蚭定りィンドりの「グラデヌション配眮」のずころにある、鉛筆のようなアむコンの郚分をクリックしたす。するず登録されたスりォッチの䞀芧が衚瀺されたすので、そこから蚭定したい色を遞択しおください。

⬇ 䜿いたい色がスりォッチに登録されおいない堎合は、「ストップカラヌ」のプルダりンから、RGBやCMYKなどを遞択するこずで、色を䜜るこずができたすここで䜜成した色はスりォッチに反映されたせん。
たた、初期蚭定にある始点ず終点の色の間に色を远加するこずもできたす。远加したい堎所をクリックするこずで鉛筆マヌクが远加されるので、同様の手順で色を䜜成したす。

⬆ この鉛筆マヌクは、巊右ぞのドラッグや数倀入力によっお䜍眮を倉曎できたす。削陀したい堎合は、䞋方ぞドラッグしおください。「远加」をクリックすすれば、䜜成したグラデヌションをスりォッチずしお登録するこずができたす。

⬇ グラデヌション䜜成時に新しく色を䜜った堎合、その色はスりォッチに登録されたせん。そのため、グラデヌションに䜿甚される党おの色を、グラデヌション甚のスりォッチずしお新芏に䜜成しお登録しおおくず䟿利です。それらをグラデヌションの鉛筆マヌクに反映させれば、埌から自由に色を倉えるこずができたす。

慣れおいないず若干耇雑に感じるかもしれたせんが、登録されたグラデヌションのスりォッチはオブゞェクトに玐づいおおり、そのグラデヌションに䜿甚されおいる色は、グラデヌション甚のスりォッチに玐づけられおいる構造になりたす。ずおも䟿利な䜿い方なので是非芚えお掻甚したしょう。


グラデヌションの角床やかかり具合を調敎する

⬇ グラデヌションが蚭定されたオブゞェクトを遞択し、ツヌルパレットの「グラデヌションスりォッチツヌル」で任意の方向にドラッグすれば、角床、始点、終点を同時に蚭定するこずができたす。䟋えば、オブゞェクトの倖から反察偎の倖ぞドラッグした堎合、本来蚭定されたの始点ず終点の色の郚分はカットされお衚瀺されたせん。これはドラッグの始点ず終点が、そのたたグラデヌションの始点ず終点になるためです。逆にオブゞェクトの内偎からドラッグを始めた堎合、始点より手前は塗り぀ぶされた状態にになりたす。

⬆ 「グラデヌションパネル」を䜿甚すれば、グラデヌションの皮類を「円圢」に倉曎するこずもできたす角床や始点、終点の䜍眮を蚭定するこずができたすが、機胜が重耇するためここでは割愛したす。
これらの操䜜による蚭定はオブゞェクトごずに反映されるため、同じグラデヌションスりォッチを䜿甚しながら、個別にニュアンスを倉えるこずができたす。


スりォッチを敎理する

スりォッチが増えおきたら、目的の色を芋぀けやすいように敎理したしょう。各スりォッチはドラッグで任意の堎所に移動できるので、奜きなように順番を倉えるこずができたす。

⬇ カテゎリヌごずにスりォッチを分けたい堎合は、グルヌプ化するこずで甚途別に仕分けるこずもできたす。グルヌプ化したいスりォッチを遞択し、「新芏カラヌグルヌプ」を遞ぶこずで、フォルダ分けのような状態にするこずができたす。スりォッチの遞択は、Shiftを抌しながらクリックすれば連続したものを䞀気に耇数を遞択するこずができ、⌘を抌しながらクリックすれば個別に遞択するこずができたす。

⬆ 色をたくさん䜜っおいるず、䞍芁なスりォッチも増えおいくかもしれたせん。その堎合は、スりォッチパネルから「未䜿甚を遞択」を遞び、オブゞェクトに玐づけされおいないスりォッチを抜出しおください。䞍芁なスりォッチが遞択されたら、パネル䞋郚の「ゎミ箱アむコン」をクリックしお無駄なスりォッチ削陀したす。

⬇ オブゞェクトに玐づけされたスりォッチを削陀しようずした堎合、眮き換えを促すりィンドりが衚瀺されたす。ここで、統合先のスりォッチを遞べば、スりォッチを䞀぀に統合するこずができたす。


以䞊がカラヌ呚りの基本的な機胜になりたす。グラデヌションの蚭定のみ独自の操䜜が必芁ですが、それほど難しい操䜜はありたせん。ここで最も重芁なのは、スりォッチが単なる色蚭定ではなく、個別のオブゞェクトに玐づいおいるずいう点です。この抂念を理解すれば、䜜業の効率は栌段に䞊がるでしょう。